自動車中の水温センサーとは、自動車に使用されるエンジンの冷却水温度を検出し、コントロールユニットへ信号を送るセンサー。電子制御式燃料噴射装置の、燃料噴射量および点火進角制御に使用されているセンサーのひとつ。温度によって抵抗値が大きく変化するサーミスターで、冷却水の温度を検出している。このセンサーは、シリンダーヘッドのウオータージャケット部に取り付けられている。
自動車に使用されるセンサの中で、代表的な信号変換の手法とそれを実現するセンサ と化学量センサデバイスの信号変換原理と構造とを述べる。 物理量とは測定対象としては、エンジン冷却水温、油温、吸気温など広範囲に亘る。
水温センサーとは?
水温センサーは、ラジエター内に流れている冷却水の温度を検出してその情報をエンジンを制御しているコンピュータに情報を送っています。
水温センサーは、シリンダーブロック本体やラジエターホースとエンジンの接続部分などエンジンの金属部分にねじ込まれて装着されていることが多いです。
取り外す場合は端子のカプラーを外してセンサー本体をメガネレンチかスパナで取り外します。
水温センサーが故障すると
水温センサーが断線したり、ショートを起こして水温センサーから信号が送られなくなるとエンジンを制御しているコンピュータが冷却水温が80℃だといった仮定の信号を発生させてしまいます。その結果、冷間時のエンジン始動不良やアイドリング不良や加速不良などが発生しやすくなります。
水温信号系統に発生するトラブルとしては水温センサー本体内部での断線やショートなどまた
配線などの断線などやショート抵抗増大など発生する可能性があります。
水温センサーのアースはボディアースではありませんがコンピューター側のE回路との回路の断線やショート抵抗増大なども水温センサーが正常に作動しない原因となります。
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