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ATシリーズ通常非絶縁リード線サーミスタAT103F3950A特性
2018/04/11 09:04:19
先ず、サーミスタは負の温度係数有するNTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)です。金属酸化物を主原料として高温にて焼結される高性能セラミック半導体です。 このため、温度上昇とともに抵抗値が減少して、逆に、温度下降とともに抵抗値が増加するという温度変化に素早く応答する特性を持ちます。
1103F3950A特性は:
⑴.公称ゼロ負荷抵抗値R25R255.1KΩ±5%(at 25℃)
⑵.B定数B25/50)=3270K±1%
高精度のオイルタンクで25±0.05℃、50±0.05℃での抵抗値を測量して、次式より計算する。
Bt1/t2=ln(Rt1/Rt2)/(1/(t1+273.15)-1/(t2+273.15))
B25/508875× lg(R25/R85)
⑶.熱放散定数
空気で最小の熱放散定数:3mw/℃
⑷.熱時定数
静止空気でτ≤12s, 12sec(max, in still air)
⑸.使用温度-40℃~125℃
2信頼性
⑴.耐熱性試験
110±5℃の雰囲気中にて1000時間放置した後、初期特性値R25,B B25/50に対する変化率は±1%以内であること。
⑵.耐湿性試験
-30±5℃の雰囲気中にて1000時間放置した後、初期特性値R25,B B25/50に対する変化率は±1%以内であること。
⑶.熱衝撃試験
-30℃の雰囲気にて5分、そして90℃の雰囲気にて5分放置して、1000回循環した後、初期特性値R25,B B25/50に対する変化率は±1%以内であること。
⑷.5Vの直流で耐熱性試験

110±5℃の雰囲気中にて5Vの直流で通電して1000時間放置した後、初期特性値R25,B B25/50に対する変化率は±1%以内であること。


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