NTC: Negative Temperature Coefficient 負の温度係数
サーミスタ
NTC特性:温度があがるとともに、抵抗値は素早く減少する
サーミスタは負の温度係数を有するNTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)です。金属酸化物を主原料として高温にて焼結される高性能セラミック半導体です。 このため、温度上昇とともに抵抗値が減少して、逆に、温度下降とともに抵抗値が増加するという温度変化に素早く応答する特性を持ちます。
1、 RT Tの温度で測定される抵抗値です。(電力が精度に影響しない条件で) 2、R25 公称ゼロ負荷抵抗値です。25℃で測定される抵抗値です。 3、B定数 B定数は次式より算出できます。 |
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4、熱放散定数δ δ=ΔP/ΔT (mW/) 熱放散定数は熱平衡状態でサーミスタ素子の温度を、自己加熱によって、1℃上げるために必要な電力を表す定数。δは、被測定物の状態、周囲条件の違いにより変化します。 |
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5、熱時定数τ ゼロ負荷の状態で、サーミスタの周囲温度を急変させた時、サーミスタ素子の温度が最初の温度と、目標温度との温度差の63.2%変化するのに要する時間を表す定数。Τは電気容量Cに正比例します。Τとδは反比例します。 τ=C/δ |
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6、定格電力Pr 定格電力=熱放散定数δ×(最高使用温度Tmax-25℃)
7、抵抗―温度特性 抵抗値が温度変化によって変化する規律は以下です。 |
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N |
即:在规定的环境温度下,热敏电阻器耗散功率变化率与其相应温度变化之比。它表示使热能电阻体升高1℃温度所需消耗的功率。在工作温度范围内,δ随环境温度变化而有所变化。
在规定的技术条件下,热敏电阻器长期连续工作所允许消耗的功率。在此功率下,电阻体自身温度不超过其最高工作温度。